substackを始める理由など
2021年になりました。
2020年を振り返ったとき、自分はどんな仕事をしてきたのか?と思いをはせました。
コロナ・パンデミックは、世界中の多くの人々の命をものすごい勢いで奪っていき、私たちの日常生活を一変させてしまった。
私はふだんドイツに住んでいるのですが、その中で、幸いにもほとんど仕事を失うことなく、この未曽有の大災害の中でノアの箱舟にかくまわれた小動物のように、自分の部屋の中で息をひそめて嵐が過ぎ去るのを待っている日々を過ごしてきました。
多くの人がそうであったように、以前にはなかったタイプの時間が生まれ、自分と向き合う機会も増えました。
その中で考えたのです。私は、自分の書きたいことを本当に書いているのだろうか?
ライターという仕事を軸に一本立ちして生きるようになってから15年ほどになります。いや、私は本当に一本立ちして生きてきたのか、怪しい時間も長くありました。
たぶん人生の半分をもう生きてしまい、ものごとにはすべて限りがあること、体力、気力に満ちて自分の人生を生きられる時間にも限りがあることを知りました。
それならば、もう一度原点に立ち返って、自分が本当に書きたいことを書き、情熱を注いで発信できる機会を大切にしたいと思いました。
ひとまず、文章書きの練習、忘備録、自分自身についての振り返り、考えをまとめる場所としてこのプラットフォームを活用したいと考えています。
立ち寄って、時間や思いを共有してくださる方がいればうれしいです。
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